あの頃どれ程の時間が過ぎたのだろう もう判らないね 誰にも あの頃の私は何処にも居ない 「幸せ」だと胸を張って他人に言える程じゃなかった それでも私は毎日が楽しかった けれどあなたの気持ちは判らなかった 一人で楽しんでいたのかな 今はもう判らない 「淋しいよ…淋しくないよ」 強がってた私が居たよ 「悲しいよ…悲しくないよ」 本当の気持ちまで見抜いてほしかった でもね そんな事は出来なかった 傷付き過ぎて疲れていた あなたと一緒に居る事がいつの間にか苦痛になった いつからだったのかな 二人で居る事を望まなくなったのは 目に見えない 映らないような 何かが変わり始めていた 過去を語る事も 未来閉ざす事も こんな弱い私には出来なくて あなたとの別れも やり直す事も こんな脆い私には選べなかった 強く生きる事 それが全てだと思う事も 私は何処かで見失って無くしていたよ 間違っていたのかな 今はもう判らない 「淋しいよ…淋しくないよ」 強がってた私が居たよ 「悲しいよ…悲しくないよ」 本当の気持ちまで見抜いてほしかった あなたが遠いよ 凄く近くに居た筈なのに 離れた時間と距離は もう元には戻らない あの頃に戻りたい |